大槌復興刺し子プロジェクト
仮設住宅で過ごすおばあちゃんも、 仕事を失ったお母さんも、若い女性も。 女性達が立ち上がります。 まずはできることから一つずつ。 そして将来的には、魅力ある大槌ブランドをめざして。
最新記事
大槌刺し子訪問のお客さまをご紹介します
2016.09.02 Fri
皆さんこんにちは今週は台風の影響で、大槌町一部の地域の
仮設住宅は浸水、土砂崩れなどの被害が出ました。
岩手県では、人身被害もありました。
私達の大槌事務所は被害は無く
避難していたスタッフや刺し子さんも無事自宅へ戻ることができました。
また次の台風が、日本列島に近づいてきているようです。
皆さんも危険だなと感じたら、迷わず、余裕をもって避難してくださいね。
さてさて、今日は
8月に大槌刺し子を訪問してくださったお客さまをご紹介します。
長野県の市民劇団 『志なの荘』
小学生から社会人まで 幅広い世代が集まり、舞台の上で活躍されています。
今回来てくださったのは、代表の宮坂さまとメンバーの方達、小学生の子も来てくれました。

宮坂さまは大槌刺し子の七宝ポロシャツを来ていらっしゃいましたよ(*´∀`人 ♪
良く似合ってらっしゃる!!
皆、興味を持って見てくださったのが、伝統柄の野良着。
順番に試着!
とても似合ってました。



男の子が着たら、それもまたよく似合う。
可愛かったです(((o(*゚▽゚*)o)))

その日は、刺し子さんと一緒にお茶っこしながらお話をしていかれました。
このように大槌事務所まで足を運んでくださり、
大槌刺し子を知っていただくことができて嬉しかったです。
ぜひ機会があれば、
志なの荘の劇団メンバー皆さんと
刺し子さんとのお茶っこの会、交流会などできたらいいなと思いました。
スタッフ 加奈子
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刺し子さん、汗かきながらの下書き作業です
2016.08.25 Thu
皆さんこんにちはお盆休み明けのブログは、
二ッ谷恵子さんと一緒に作る伝統柄バックが
ご好評につき、追加生産することになり、
刺し子さん、休み明けから頑張ってくれています。


今日は事務所で、お弁当と3時休憩のおやつを持参して、
麻の柄の下書きスタートです。


私達スタッフにもたくさんの差し入れがありました。
刺し子さんと色々な話をして、笑ながら楽しく作業することができました。
一番面白かったのは、休憩の時に
おふざけトークで盛り上がったところです(笑)
まるで女子会のようでした。



クーラーもない事務所で、扇風機の生ぬるい風を感じながらの作業に
弱音を吐くことなく、本当に頑張りました。
お疲れさま、そしてありがとう!
はじめは自信がなかった刺し子さんですが、
何度も刺し子していくうちに、伝統柄も極めて来ているようですよ!
出来上がりが楽しみです。
お楽しみに・・・
スタッフ 加奈子
大槌レポート 第12弾「大槌町はウミガメ研修のメッカ!?」
2016.08.09 Tue
大槌町のシンボルともいえる、ひょっこりひょうたん島こと「蓬莱島」、この島の目の前には、実は東京大学の海洋研究所があります。
海沿いにあるため、2階まで津波を被ったのですが、
現在も3階部は研究施設として使われており、
様々な海洋物の研究がされています。
そして、そんな研究所の建物の外側には、
たくさんの緑色の水槽があるのですが・・・

なんと、この時期になると、水槽がウミガメでいっぱいになるんです。


このウミガメたち。
地引網に引っ掛かって集まってくるんですが、
とても貴重な研究場なんだとか。
(もちろん、海に戻します!)
もともとウミガメは南の暖かい地域の生き物と考えられてきました。
ウミガメの産卵地は屋久島などが有名ですが、
ウミガメ研究も9割9分は、
このようにウミガメが卵を産む暖かい土地で、
子供を産む生体の雌亀と、孵化したての子亀に対して行われてました。
しかし最も近い産卵地からでも500km以上ある大槌では、
卵からかえってある程度成長し、
完全に生体になる前の「亜生体」という、
子供の状態のウミガメが見られます。
それも、種類も絶滅危惧種に認定されいてるアカウミガメ、
アオウミガメなど、さまざまで、
一夏で50頭ほどあつまってくるんです。
このウミガメを研究することで、これまで研究がなかなか進んでこなかった
ウミガメの生態がわかるようになりました。

研究方法は・・・
大槌で見つかったウミガメを、一時的に水槽に入れ、
タイマーで外れるカメラや発信機を取り付け、海に戻します。
海を泳いでいる間に、これを外し、
回収してデータを分析することで、
ウミガメが海でどんな生活をしているか、わかるそうです。
これまでも、貝やウニなどの底生動物を食べることしかわからなかった
アオウミガメが、実は大量のクラゲを食べていることが分るなど、
多くの発見がありました。
こうやって亜生体のウミガメがこれだけあるまってくるフィールドは、
数少なく、世界的にもとても貴重だそうです。
この話。
大槌の広報誌に東大の教授が書いているコラムを読んで知り、
話を聞きに行ってきたのですが、
大槌の町民でもらない人が多いそうです。
大槌の豊かな海を実感する瞬間でした。

大槌レポート 第11弾「大槌に県道が開通しました!」
2016.08.08 Mon
久しぶりになりました!大槌レポート。今日は、町の復興の様子をお伝えします。
先月、津波によって大きな被害を受けた、
大槌町の元の中心市街地に、県道が開通しました!

これからの大槌の中心となるであろう地域に中心道が通り、
未来の町の姿が、少しづつ見えてたように思います。
開通日は、テープカットだけでなく、
大槌の郷土芸能の披露や、餅巻き、
お祝いに駆け付けたAKBメンバーによるパフォーマンスなどが行われ、
屋台も出るなどお祭り騒ぎでした。
そして、大槌の高台であり、震災時の避難拠点になった
城山からの眺めも一転。
半年前までの城山からの眺めはこちら。

そして、今の眺めはこれです。


震災から何年間も、土盛りの景色を見続けてきたのに、
半年でこんなに変わるなんて。
久しぶりに行った城山からの眺めガラっと変わったことにとても驚きました。
これ以外にも、5月には大槌病院が開院、大槌川に大きな橋が通るなど、
町の変化を実感する日々です。
震災から5年半。
この景色をみて、復興が進んでいるのか、遅れているのか、
受け取り方は人それぞれですが、
これから先の町の様子が見えてきました。
砂の芸術祭に参加!砂のアートを作りました。
2016.08.04 Thu
先週の7月29日。大槌は待ちに待った海開きでした。
そして、そんな海開きにぴったりのイベントがありました!
「砂の芸術祭in吉里吉里海岸2016」
主催 はまぎく若だんな会
応募チラシが届き、スタッフ伊藤が、私達も参加してみませんか?と誘いの声が。
砂の芸術祭とは、砂をかたどる砂のアート。
炎天下の中、2時間という時間で自分たちの好きなものを作り、
参加者投票により順位が決められるもんなのですが、
伊藤はまだ20代、12歳も離れた我々パートスタッフ、体力が・・・
と思いながらも
地元に住む私達も、今まで参加した事のないものにチャレンジするのもいいだろうと
熱中症予防対策を万全に、いざ参戦!


次の日の体を考え、30分ずつ一休み(笑)


私達がつくっのはこれ、どうにか2時間でトトロ完成です。



結果は6位、吉里吉里の海産物の詰め合わせをもらいました~

最後には暑さも忘れ、楽しんできました。
海もとても気持ちよかった~!
スタッフ 加奈子
