大槌復興刺し子プロジェクト
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「沖縄のマザーテレサ」安田未知子さんが大槌刺し子訪問
2015.07.09 Thu
皆さんこんにちは大槌は、去年の暑さとはまったく違い、夕方には肌寒く、夏の暑さが来る気配はまだありません。
梅雨明けしてからが勝負でしょうか。
暑さに負けない体つくりをして、この夏を乗り切りたいものです。
さて、今週は、先日大槌刺し子事務所を訪問してくださった
「沖縄のマザーテレサ」とよばれる安田未知子さんを紹介します。

安田未知子さんは、1931年生まれ、
医療法人和泉会いずみ病院、介護老人保健施設「いずみ苑」理事、苑長をされています。
沖縄県立第一高等女学校では、校長と沖縄軍司令官の牛島満中将との伝令係を任され、
戦後、沖縄の英語教員免許を取得された、女性第一号だったそうです。
戦後の沖縄は、貧しい家庭や、教育やしつけに手が回らない家庭が多く、
そこで、小・中学校の教師になった安田先生は、自分の子供を育てながら、
恵まれない生徒達を家に住まわせたり、学校に通わせたりして、
生活や勉強の場を与えたそうです。
そのように、助けが必要な人に寄り添う姿から、
いつしか「沖縄のマザーテレサ」と呼ばれるようになったそうです。
その安田さんは今回で、
大槌4度目の訪問ですが、毎回刺し子さんに会うことを心待ちにしてくださっていて、
いつも素敵な笑顔で刺し子さんに会いに来てくださいます。



刺し子さん達も同様、安田さんに会うときは、ウキウキ、ワクワク、とても楽しみにしているようです。
刺し子さんとのお茶っこの会では、
安田さんの昔話から現在に至るまでのお話等々、たくさんのことをお話してくださいました。
安田さんが来てくださる度に、刺し子さんは、パワフルでイキイキとしたお話を聞き、
大きなパワーをもらう事ができると思います。

そんな「沖縄のマザーテレサ」こと安田未知子さんが出版されている本は、
戦争当時を経験したからこその内容で、
興味深いものです。
本のご紹介をします。
「沖縄のマザーテレサ」安田未知子さん
・「引きうける生き方」誰かのために手を差しのべるということ
“沖縄のマザーテレサ”と呼ばれ、支持される著者の軌跡をたどりながら、“誰かのために生きる”ことの豊かさが学べる本です。
・沖縄ハーブ健康法 病気のデパートたっだ私がみつけた病に負けない生き方
自身の健康を取り戻すきっかけをつくったのが、沖縄のハーブだ。
・13歳の少女が見た沖縄戦 学徒出陣 生き残りの私が語る真実
戦後70年の今だからこそ伝えたい、83歳の「沖縄のマザーテレサ」が語る、凄惨極まる沖縄戦の真実。
・ゆきおくんの初恋
舞台は戦後の沖縄。貧しくも懸命に生きる少年と、それを支える女性教員との、心温まる師弟愛の物語。
興味のある方は、ぜひ読んで欲しいです。
刺し子さんの中には、この本を注文し、お孫さんにプレゼントする人もいるようです。
毎年、遠い所から大槌刺し子への訪問、本当にありがとうございます。
また来年も会えることを楽しみに、これからの毎日を楽しく過ごしていきたいと思います。
スタッフ 加奈子
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